Airbnb・民泊で掃除を清掃代行に依頼するのはおすすめか

2016-09-06 08.22.44

Airbnbを使うなどして民泊の営業をするときに欠かせないのが、旅館業法の許可とともに、宿泊利用後の部屋の清掃。

旅館業の衛生措置基準は、民泊許可申請先となる各自治体の施行条例等に決められており、例えば私が住む金沢市の場合で、掃除に関係する内容をピックアップしてみると、

  • 客室、応接室、食堂、調理場、玄関、浴室、洗面所、便所、廊下、及び階段等は、常に清潔にしておくこと
  • 寝衣及び敷布等、直接人に接触するものは、宿泊者1人ごとに洗濯したものと取り替えること
  • 客室の浴槽は使用ごとに完全換水し、都度浴槽を掃除すること
  • 浴室の集毛器の内部は、毎日清掃すること

などがあります。

Airbnb・民泊の清掃代行が増えている

自身が暮らす住宅の一部を民泊に使用する場合には、だいたい自分で掃除するものと思いますが、家主が住まない空き家や空き部屋を活用して営業する等の際に、清掃代行業者への依頼がしばしば検討されます。

特に、ほかにも仕事を持っていてなかなか時間が取れないという人には重要な問題。実際、Airbnb・民泊が増えるのと一緒に、掃除や清掃代行を取り扱う会社も、東京など大都市圏を中心に増加してきています。

掃除代行会社に依頼するのはおすすめか

Airbnb・民泊で掃除を清掃代行に依頼することについては、一概におすすめできるとは言えないと考えています。

旅館業の法令を把握しているか

問題のない業者がほとんどですが、念のため事前に確認しておくべきです。

ただ、清掃代行会社は掃除のプロなので、自分でするより部屋はきれいになると思います。

改善点を発見できる機会を失う

宿泊利用後の様子から、宿泊者がどのように部屋を使ったかが分かるので、どこが良かったか、逆に何が悪かったかを肌で感じられます。

掃除代行会社に頼んでしまうことで、改善点を発見できる貴重な機会を失ってしまいます。

代行のコストがかかる

当然といえば当然なのですが、自分で掃除するより多く費用がかかります。

相場はだいたい4,000円前後の感触なので、1泊の宿泊料金並み。

それでも、時間的に忙しく、自分で掃除しきれないという場合には、清掃代行会社に依頼することも考えてみてはと思います。

Airbnb・民泊の清掃や掃除を代行している会社

今のところは東京や大阪、京都、福岡等の大都市圏が多いですが、いずれは全国に広がると予想されます。

ビナイ民泊清掃サービス

プロの家政婦による清掃品質の高さが売り。英語や中国語など多言語対応。

掃除料金は部屋の間取り・広さによって変わり、4,300円(税別)から。

家事代行サービスのキャットハンド

創業20年の実績とスタッフ全てが家事代行業に精通していることをアピール。

清掃料金は5,000円(税別)からで、東京23区内なら交通費が無料になる。